ビジュー缶が好評でありがたい今日この頃
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最終更新日:2017/01/12
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こんにちは!菓子缶メーカーフツー社長の清水です。
僕の会社はお菓子の缶とスチールキャビネットをつくる仕事をしているので、業界の新年会とかが2業種分あります。って、あ、遠回しに業界の新年会が多すぎて飽きてきたって話は大きな声で言えないので、もうやめときますね。
とある缶の話
さてさて、ビジュー缶が人気です。
って、ビジュー缶て言われてもわからないか(笑)
一昨年くらいに「宝石箱みたいな缶を創りたい!!」って言ってつくり始めて、昨年 完成したチョコレート用の缶のことです。
金属の光沢、エンボス(凹凸)表現、金属印刷の美しさなど、缶の強みをこれでもかというくらい詰め込んだ缶は、その甲斐あって、たくさんの人に喜ばれる素晴らしい缶になりました。
去年(2016年)の末ごろにSNS上で話題になって、全国各地のお菓子屋さんから注文が立て続けに入って、ニュースレターとかで「ビジュー缶いかがですか?」的な案内を送っているにもかかわらず、まさかの欠品になるほどでした。
「宣伝してるクセに商品切らすって、とんでもないわ!」と思って、年末年始で大急ぎで印刷と製缶をして、先日ようやく欠品の状況から脱出することができました。
自分のビジネスの原点回帰
金型から起こして、デザインをあげてもらって、試作缶をつくってはやり直して、手塩にかけて創ったビジュー缶が、たくさんのお客さまから支持を頂いているのは、つくり手冥利に尽きます。
ここ最近は不況のせいなのか、はたまたデザインのシンプル路線の影響だったのか、金型は既製のモノ、エンボスはなしで、印刷はできるだけ色数を少なくして・・・と、どちらかというと缶の良さがあまり出ない缶をつくる傾向が増えてきていました。
でも、せっかくつくるんだから、缶にしかできない表現のパッケージをつくりたいなぁと ずーーーっと思ってました。
お客さまからオーダー受けてつくる缶を僕らの思い通りにつくるわけにもいかないので、「じゃあ自分の会社の責任の中で徹底的に素敵な缶つくろうよ!」って感じで生まれたのがビジュー缶です。
そんな缶の良さを思いっきり出した缶が人気を博しているってことは、これから依頼されるオーダーメイドの缶にも影響するんじゃないかと思っています。
缶の良さを思いっきり出した缶は、見る人や手に取る人の心を動かします。
人の心を動かすような缶が増えていけば、世の中も今よりも少し明るく楽しくなるんじゃないかなぁと、そんなこと思います。
自分たちにしかできないモノやサービスを世に送り出すことは、世の中を面白くする素敵なことだと僕は信じています。
業種や業態にかかわらず、すべてのビジネスに同じことが言えるんじゃないかと思うなぁ。
ということで、最後はふんわりと締めましたが、お伝えしたかったのはそんなことでした。
ではではまた!!
この記事を書いた人
- 東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。
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