ただ一人を喜ばせる お菓子の缶の物語 第16話

こんばんは！菓子缶メーカーフツー社長の清水です。

昨日フットサルの公式戦で1時間ウォーミングアップをして出場時間は2分でした。あ、僕が2分という一瞬に人生をかけてるっぽい話はどーでもよかったですね。

さてさて、日曜日の夜の定番ブログといえばココのコレッ！！ということで、『まだ続くんかいっ！』という激励の言葉にお応えして今日もブログを書いてみました！！

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あらためて気付かされた
お菓子の缶の可能性

カッコイイおっさんデザイナーさんからの ”洋菓子店さんに喜んでもらえる缶” のデザイン提案で、とんでもなく大事なことを気付かせてもらった僕。

出てくる提案すべてに何かしらの ”手に取る人を喜ばせる” 工夫がありました。

特別感、遊び心、レトロな可愛らしさ・・・、これは間違いなく洋菓子店さんで喜んでもらえるモノになる！

直感的にそんなことを思った時に、僕の目に飛び込んできたデザイン提案が、さらにそれを決定づけたのでした。

それはクリスマス向けの缶の提案で『缶で遊んでもらう』 というコンセプトのモノでした。

缶に描かれたクリスマスイブの街の風景の中から、隠れているサンタさんを探すという ”遊び” が缶に乗せられていました。

缶で遊ぶ・・・

『缶はその外観で見る人を楽しませる容器なんです！』

ブログやWebサイトでそんなことを謳っていたものの、缶自体で遊んでもらうなんて発想は正直ありませんでした。

恥ずかしながらこの日のデザイン提案で、僕は自分たちのつくっていた 缶というモノの価値 と 可能性 を知ったのでした。

やるか？　やらないか？　という選択肢ではなく、

『こんな素晴らしいモノを世に送り出さなかったら、缶屋としてモノづくり屋として名が廃る！』

ある種の使命感のような感情が湧きあがってきました。

カッコイイおっさんデザイナーさん：

『どうですか？』

僕：

『どうですかも何も・・・。メチャクチャいいです！！この缶 創りたいです！！よろしくお願いしますっ！！！』

こうして僕の洋菓子店さんを喜ばせるための缶づくりがスタートしたのでした。

第17話につづく・・・

この記事を書いた人

清水 雄一郎

東大阪にある お菓子の缶を創る会社 大阪製罐(おおさかせいかん)の三代目社長。自分で考えたモノを形にして、人を驚かせたり楽しませたりするのが好きです。人の心を動かすモノづくりをモットーに日々楽しみながら仕事しています。

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